空に舞うタルチョ
空に舞うタルチョ

タルチョ

チベットのゴンパ(寺院)や峠、橋などに架けられている経文が印刷された五色の旗。

チベットのゴンパ(寺院)や峠、橋などにある何百年も以前から連なり架けられている五色の旗、それがタルチョである。

タルチョは別名 ルンタとも呼ばれチベットに仏教が伝来する以前、ボン教の時代から祈祷旗として用いられている。

そのデザインとして一般的なものは、旗の中央に風の馬 (この馬をルンタと称しても良い)が描かれチベット語で富、健康等に対する願いや、観音菩薩の真言「オム・マニ・ペメ・フム」 などが書かれてあったり、周りに四神(虎、麒麟、鳳凰、龍)が描かれているものもある。

タルチョは青 白 赤 緑 黄 の五色で、並びも決まっているようで青が空 、白が雲、赤が火、緑が水、黄が大地 を意味している(地方によっては縦長で白一色の旗の場合もある)。

チベットではタルチョがはためき、その風に乗りルンタ(風の馬)が仏の教えを世界中へ広めてくれると言われている。なんとも神秘的な世界である。

横浜中華街・南門シルクロードのチャイハネ パート1とその向かいにあるネネの間にも長年の風雨で色褪せたタルチョがまるで万国旗のように架かっているのは壮観だ。

  • アミナコレクション営業部
  • 桜井英人